英国生地の聖地であるロンドン・サヴィルロウ。その地に軒を連ねる名門テーラーたちから、長年にわたり特別な敬意を払われ続けているマーチャント(服地卸商)が存在します。本日は、「究極の英国生地」との呼び声高い「H. LESSER & SONS(H.レッサー&サンズ)」の歴史と、その圧倒的なコレクションの魅力についてご紹介いたします。

The Tailor’s Bible(テーラーのバイブル)と呼ばれるコレクション
H.レッサーは1924年にロンドンで創業した、英国最高峰のマーチャントです。
数ある英国ミルやマーチャントの中でも、H.レッサーの生地バンチ(見本帳)、特に定番である『11/12oz(350g/m)』のコレクションほど、サヴィル・ロウのテーラーたちと密接に結びついているものはありません。

世代を超えて、目の肥えたビスポークの顧客たちに「絶対的な正解」として提示されてきたこのコレクションは、テーラーたちの間で親愛の情を込めて『The Tailor’s Bible(テーラーのバイブル)』と呼ばれています。
伝統的なイングリッシュスタイルと「最小限の光沢」
伝統的なイングリッシュスタイルと「最小限の光沢」
H.レッサーの生地の最大の特徴は、最高品質の原毛を使用し、伝統的なイングリッシュスタイルで力強く織り上げられている点です。しかし、彼らの生地が真に他と一線を画すのは、その「仕上げ(フィニッシュ)」にあります。

H.レッサー独自のシグネチャー仕上げは、あえて生地の表面に『最小限の光沢(minimal shine)』しか生み出しません。
昨今のイタリア生地に見られるような派手なツヤを徹底して排除し、光沢を抑えることで、生地が持つ織りの美しさや、デザインの繊細なニュアンスを究極まで引き出しているのです。これこそが、英国紳士が愛する「控えめなエレガンス」の真骨頂と言えます。

時代を超越するクラシックなカラーパレット
『11/12oz(350g/m)』の最新コレクションもまた、その偉大な伝統を継承しています。 厳選されたクラシックなカラーパレット(ネイビー、グレー、ブラウンなど)と、決して色褪せることのない永遠のパターン(グレンチェック、ピンストライプなど)のみで構成されています。 スタイル(見た目の美しさ)と、ウェア(耐久性と着心地)の両面において、真のエレガンスを提供するH.レッサーのファブリック。
流行に一切左右されない「男の絶対的な鎧」をお求めの方は、ぜひ当店でこの『テーラーのバイブル』を開いてみてください。

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