秋冬のスーツにおいて、最高の着心地と圧倒的な気品を約束してくれる「フランネル」。本日は、英国ファブリックの聖地・ハダースフィールドの老舗「DUGDALE BROS & CO(ダグデールブラザーズ)」が、約半世紀の時を経て復活させた伝説のコレクションをご紹介いたします。
1896年創業。ハダースフィールドの重鎮「Dugdale Bros & Co」
ダグデールブラザーズは、英国の高級織物の中心地であるヨークシャー州ハダースフィールドにて、1896年に創業しました。自社で織機を持たないマーチャント(服地卸商)でありながら、地元の優れたミル(織物工場)やフィニッシャー(仕上げ専門業者)と強固なネットワークを持ち、純英国製の最高級ファブリックを企画・供給し続けている名門です。

1972年の伝説『ENDEAVOUR(エンデバー)』の復活

今回ご紹介するのは、彼らが誇る新作コレクション『ENDEAVOUR LUXURY WOOLLEN SPUN FLANNEL』です。 「ENDEAVOUR(エンデバー)」とは、ダグデールが1972年に発表し、その後半世紀以上もの間、作られることのなかった伝説のウーレンフランネル・コレクションの名前です。
50年以上の時を経て復活した新たなエンデバーは、甘撚りの極細ウール糸を使用し、オリジナルよりも軽量で洗練された375g(13oz)へとアップグレードされています。

究極の贅沢「ロンドン・シュランク(London Shrunk)」仕上げ

このコレクションの最大の特徴は、ハダースフィールドの著名なフィニッシャーであるW.T. Johnson社と共同で、1970年代のオリジナルにも用いられていた「ロンドン・シュランク(London Shrunk)」と呼ばれる伝統的な仕上げ工程を現代風に再現している点です。
究極の贅沢とも言えるこの仕上げは、繊維を優しく縮ませてリラックスさせることで、フランネル特有のドレープ、手触り、そして柔らかさを最大限に引き出します。同時に、着用による膝抜けや毛玉(ボブリング)を防ぐ高い復元力を生地に与えるのです。


手仕事が宿るゴージカーブとフラワーホール

今回は、この極上のブラック・フランネルを用いてスリーピーススーツを仕立てました。
起毛したフランネルの重厚な生地に対し、職人は徹底した手仕事を施します。首元を優雅に縁取る柔らかな弧を描く「手作業のゴージカーブ」。そして、ふっくらと立体的で力強く縫い上げられた「ハンドメイドのフラワーホール」。
工業製品には決して真似できないこの「手仕事の温度感」が、伝説のフランネルを真の芸術品へと昇華させています。 過去の歴史に敬意を払いながら、現代のフランネルの新たな基準となる『ENDEAVOUR』。
ぜひ店頭にて、その極上の肌触りをご体感ください。
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