| エルメネジルド・ゼニアが1910年に設立したウール生地の工場(ラニフィーチョ)。設立当初は、数台の織機しか持たない小さな織物工場であったが、若き創業者はすぐに、当時世界をリードしていたイギリス織物に、品質面で劣らない製品を生産するという大きな野望を掲げ、それに向かって走り始めたのである。今日、ラニフィーチョ・ゼニアでは、従業員450人が年間に約2,000キロメートルの生地を生産し、そのほとんどがエルメネジルド・ゼニアのコレクション専用に作られるものである。顧客には、世界トップの既成服メーカー(プレタポルテ)やトップ・デザイナー、ブランドの名前が並び、世界各地から最高水準の技術を持ったテーラーが集まっている。製品は、原材料の選定から仕上げまで、織物工場(ラニフィーチョ)で全工程が一貫生産されている。品質を重視し、現代の技術を使い職人の技術を支えるという伝統が、過去、現在、未来を通して生き続けています。 |